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終わらない砂時計

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2008-11-29

印象操作と展開速度

23:44

昨日、久しぶりにランク4人戦をやった。


私は火ブック連鎖確保&モスマン対策にアンシーン少々。

 対風を意識したラドーン2とウィビルをいなすためのサラマンダー2がチャームポイント。

 そして巻物チャーム。これでシムルグやミルメコ、アンシーン拠点になっても安心。

 ジーニー? 知らんな。

Aさん、Bさんも火。

Aさんのクリにはアシュラパイロマンサー、足を多めに入れている印象。

Bさんはエルダードラゴン入り。パイロドレイクなど入った、高侵略型。出足は遅そう。

Cさんは無のラントラコスト重いクリが多めだが、足が多く早そうなブック

もちろんモスマン入り。




初手HWXケットシーを置いたり、ダイスに恵まれたおかげでアシュラアンシーンを隣横火土地配置

かなり有利な展開に。

モスマンがいるのでどういう展開で試合を進めるか多少迷うところだが、

Cさんが風土地になかなかクリを置けず、水で連鎖を組めているのを見て

思い切ってアシュラ土地上げ。


Aさんも火に配置したアシュラを上げ、一位の私を追走。

足で稼ぐも、ゴールドグースやら配置数やらで魔力を多めに持った私の優位変わらず。


そうこうするうちにBさんが私のアシュラLV4を踏み、場は一気に加速

グレアム握りこんでいるので、こうなったら怖いのはモスマンだけなのだが、

風に置いたCさんの土地をAさんが落としてくれたり、都合のいい展開に。


間際の周回直前、

もう一周で達成かどうかという、4000Gほどの総魔力

私のダイスはCさんのバトルギアβLV1直上の目。

そして、手札にはクレリック


Cさんは水3連鎖で、手持ち魔力1000Gほど。手札にはラントラモスマンなど等。

クレリックは、Bさんの火土地配置されたアケローン侵略用にとっておきたい。

少し画面を動かして迷ってみせた末、手出し侵略


Cさんノーアイテムクレリック攻撃即死失敗。

ここでCさん、にっこりマークのアイコンチャット


 おっ?

私は、がっかりマークのアイコンを送信。

手札に必要なクレリックが帰ってきたので、実はちょっと嬉しい。



その直後、Cさん周回後、ショップの先の分岐であえてから遠い無属性土地の自分のクリの真上に。

手札にはHWXがあるので、火土地に進めば、次ラウンド私のLV4アシュラを確実に回避できる。

が、無土地の上に止まると、次ラウンドHWXでLV4アシュラ直上。

 そして、手札にはモスマングレアム


これはもう、無を風に変えてモスマンアタックという狙いに違いない。

マップ上には無族が7~8体いるので、確実にアシュラを落とせる。

しまった…しかし、隣がアンシーンなのでいずれ取り返せると思っていると、

なんとCさん、水土地地形変化


さらに、自分にHWX


 なんと!

 と思って様子を見ていたら、


 アシュラの直上に到達したときに、Cさん、


 「やっちゃった」

 のにっこりマーク。






 ド、ドンマイ!!




その後連鎖を切られつつも、潤沢な魔力をもってへ帰還、達成勝利。

ダイス目とCさんのうっかりに助けられた

運のいい試合だった。







だが、別の視点で展開を見てみよう。

Cさんは風土地が取れず、私に追いつくにはラントラしかないと思っているのは

実は、ホリグレを握りながら風土地ボージェスを守らなかったプレイからも明白だった。

 (※水土地にもボージェス配置

モスマンも30ほどブックを回して1枚しか見なかったので、

もともとラントラを使った資金繰りをメインとした戦略だったのだろう。


そこへ、私が迷った末の手出しクレリック

確立に恵まれ、即死失敗。


この時点で、完全にCさんの意識はラントラ一本に絞られてしまった。

手札HWXがあり、警戒すべき高額地が私のLV4アシュラしかない状況も

侵略”の二文字を、今後取るべき戦術の枠組みから外してしまったのではないか。



つまり、

 1.風土地確保失敗

 2.水に3連鎖

 2.場に高額地が一つしかない

 3.一位独走状態


このような状態で、一位の私が仕掛けた「侵略の失敗」が

 連鎖を伸ばして投資→ランドトランス

という、Cさんの選択肢の一つを、強く印象づける結果になったのである。



推測にすぎないが……

もしここで侵略をしかけなかったら、

または即死が成功していれば、

Cさんは「モスマン侵略」という、実は私が一番恐れており

かつ、確実性には欠けるが最も効果的な選択肢に比重を置いたプレイングができていたかもしれない。


私には、CさんのHWXのミスは、

ラントラのことで思考を埋めてしまったことが最大の原因だと思われるのだ。


とすると、結果的に、クレリックの手出し侵略試合展開を決定付ける一手になった。

とも、いえるのである。






通常、手出し侵略は悪手で

連鎖確保→ランドトランスは堅実、と考えられている。


その心は、単純な損益の差。

侵略は成否が不確実な上、得られる利益も限られてるが

ランドトランスは堅実に、しかも莫大な利益が計算できる。


が、後者は前者に比して下準備が必要。

大きく出遅れた状況なら、尚更だ。

連鎖確保の上、ある程度防衛能力のある投資先を用意していなければならない。



これを今回の試合に当てはめると、

ある程度リードを持った私は、確率即死狙いでなくとも

手出し侵略連鎖を落とすか、あるいは土地を落とせないまでも削り侵略を仕掛け

第三者の侵略を誘発させることもできる。

その上、モスマンの影響で土地を上げにくい状態にあり、

周回直前の勝負時になるまで投資機会を温存する腹積もりで、

手持ち魔力はダブつき気味だった。

マナを抱えていたので、多少ドレインされてもいいという状況)


一端、通行料によって加速された展開速度を押し戻すには

魔力差2000G、

達成魔力まで4000Gという状況でのラントラでも足りない。

 高額地奪取という手が、最も効果的。


その意識を、印象操作によって失ってしまったCさんのラントラ戦術が

結果的に展開速度をさらに加速させてしまったのは、なんとも示唆的な結末だ。







ランク戦のマップJUNCTION」において

ランドトランスは最も強力な戦略のひとつであるのは間違いない。

分岐があり、ある程度狙って侵略することもできるが、

中盤にある高地価帯を外れると、なかなか直踏み侵略はできない。

そこそこの土地数があり、

何より地価にばらつきがあるので限度額いっぱいまでの投資の調整が

他のマップに比べてやりやすい。


が、それが絶対ではないということだ。


 


その時点で自分に何ができるか。

警戒すべき相手がとる今後の手は?

第三者には何ができるか?





試合を作るのは最終的に、ブックでもカードでもない、

当事者間のプレイングと揺らめく状況。



その文脈(展開)を読めば、相手の動きをある程度こちらの意に添わせることも可能。


それを考えながらプレイすることが肝要である

と、改めて実感した一戦だった。

SkybeatSkybeat2008/12/03 23:14初めまして、先程の予選大会でご一緒した森陽様でよろしかったでしょうか?
なんとも波乱万丈な試合でしたね…ラストでスワップ引き後の踏みがなければ
まだ希望はあったのですが、カルドの恐ろしさをヒシヒシと感じました。

実は昔からHPの方をちょくちょく見させて頂いておりましたので、
今回ご一緒したのも何かの縁かと思い、挨拶がてらコメントをさせて頂きました。
まだまだへっぽこですが、宜しければまたご一緒下さいませ。

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