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ぼくらの35ラウンド戦争 ~ヨシのカルドセプトに関する雑記~

2010-09-14

床屋を変えるにあたっての苦悩

| 19:00

 前髪が伸びDSの画面が見にくくなってきたので、6年ぶりくらいに床屋を変えて散髪してきた。


 高校生3年の夏、いわゆる大学デビューを試みてギャッツビーの「安かろう固かろう」みたいなスーパーハードなワックスをつけてバリバリだったあの頃。いつものように実家最寄りの「ファミリー美容室 ヘア佐々木」に行ったら、シャンプーもされずにカットされて以来、私は散髪が怖いのである。ハードなワックスたっぷりついてる状態の髪にくし通そうとするとか何なの。まるで漁師が網を引くかのごとく、私の髪にくしを通そうと引っ張るおばさん。痛い痛い、引っ張らないで。首もげちゃう。


 そんなわけで散髪の恐ろしさを垣間見た私は、戦々恐々とよさげな散髪屋を探した。何件か回り、大学1年になってようやく満足できる床屋を発見し、スーパーシャレオツ好青年に大変身した訳である。キリッ。


 いままで都合6年ほどそこで散髪していた訳だが、すごく気に入っていた。床屋だったので、ひげそり、眉剃り、えりあし剃りが丁寧で、雰囲気が素敵。店長さんが眼鏡に詳しくて「あれ、君のそのメガネジャポニズム(眼鏡のブランド)だよね? 俺も持ってるよ!」とか声をかけてくれる。なんと居心地が良いのだろう。


 しかし、その床屋は仙台。私の就職先は福島。車で1時間半ほどかかってしまう。今までなんとか帰省に合わせて髪を切ってきたが、タイミングが合わなくて髪がメデューサみたいになってしまうこともしばしば。今回も髪は伸びたが帰省の予定が無く困っていた。しょうがない、そろそろ潮時か……。床屋を変えよう。


 しかしいざ変えるとなると、これがまた結構面倒くさい。


 まず、どこが良いのかがわからない。「福島 床屋」でググったところ「パウダーイーターでも増殖したのかよ!」いうくらい検索に引っかかってきた。一軒一軒精査するほど暇じゃないぞ……。仮にも体の一部に刃物を入れるという行為を依頼するのだ、きちんとしたところに依頼したいが、WEBサイトを見ただけではよくわからない。最悪カットがいくらかかるのかさえ分からないオシャレ過ぎるWEBサイトもある。なんなの、馬鹿なの。そんなだから私みたいに予約の電話をしたら「すいません、当店は女性限定になっておりまして(笑)」という心ない言葉を浴びせられ、心に傷を負う少年が後を絶たないのだ。頼むからお前らフラッシュバリバリ使ったサイト作るの止めてください。


 さらに今までは「いつもので」と言うだけで良かった。お姉さんが「はいはーい」と言ってくれて、自動的にスーパーシャレオツショートにしてくれるのである。その間、私はお姉さんの「ヨシ君今日は何か面白い話無いの?」という無茶振りに応えるだけの簡単な作業をこなせば良いのである。このヨシのボイチャ力を持ってすればたやすい。


 だが今回からはそうはいかない。入店してから、店員が「今日はどうしますか?」と聞いてくるわずかな時間の中で、店頭に置いてある『2010モテ髪セレクション秋・冬ベスト400』みたいな雑誌から写真を見つくろって「この写真よりももみあげもうちょっと残す感じで」とか言わなければならないのだ。難易度高すぎる。さらに写真が芸能人の写真だったりすると最悪である。店員はきっと「何、こんな感じでカッコつけたいの? 玉木宏意識しちゃったの? 髪型は同じでも顔はそうはいきませんがよろしいですか(笑)」と思うに違いない。最悪だ。


 散髪中の会話も気を使わなければならない。前の床屋では、もう俺はオタクキャラが確立していた。セプト部に所属していることも話してあるので、オタク的自虐トークで笑いを取れたのである。


「ヨシ君、最近どこか行った?」

「えーと、オフ会で東京行ってきましたね」

「でた、オタクwww」

「しかも主催です、サーセンwww」


 しかし、床屋を変えると、自分のキャラを1から説明しなくてはいけない。空気が読めないことで定評のある私でも、初対面でネットやらゲームやらの話を持ち出すほどアクティブではないのである。いざ、話を振られてもかなりぎこちない感じになってしまう。


「ヨシさん、休日とかは何をやっているんですか?」

「1日ゲームやってますねー」

「へー! 私も結構やるんですよ! どんなゲームやるんですか?」

「え、か、カルドセプトって言うんですけど……(言っちゃった恥ずかしい!)」

「え? カ、カル……え?」

「あの、なんというか、人生ゲームとか、モノポリーみたいな……」

「え、モノポリー? 何ですか?」

「いや、こうスゴロクとカードゲームが混ざったみたいな」

「……?」

「えーと、うん。アレです。ファイナルファンタジーです」

「あーそれともだちんちでやったことありますー!」

「そうですかアハハ(リア充爆発しろ)」


 どこまで行っても、私はお洒落さんとは相いれない存在なのだと痛感して帰ってきた。超疲れた。どうしても今週中に髪を切りたかったとは言え、こんな無理はするものではないな。リア充的空気に汚染された体を清めるため、今日は長めの入浴とGPアリーナ4をしようと思いながらこの日記をしたためている秋の夜長である。


 まあまとめると「ヨシはそんな無理を通してでも髪を切って万全の状態で臨みたいと願うほどGP山形が楽しみで仕方がない」ということなのである。今日の夜ぐらいに出発しても良いんじゃねえかな、部長もう行っても良い?

ShunTheWandererShunTheWanderer2010/09/14 20:37やっぱりそう云う事情だったかw

Fira_dsFira_ds2010/09/14 23:04床屋が怖いなら、彼女に切ってもらえばいいじゃない

ShinYoh_4124-8099-1522ShinYoh_4124-8099-15222010/09/14 23:31友人の結婚式の為に美容院に行ったらご自慢のごんぶと眉毛がほっそりしてしまった私にとってタイムリー!

ま、住めば都ですよね(笑)

okome5okome52010/09/15 00:58ヨシ君の気持ちスゴイよくわかります
僕も高校の時に女の子にモテたいが為に近隣のおばあちゃん一人でやってる床屋から初めてシャレオツ美容室に行った時はスゴい緊張しました。
今でも美容室特有のシャレオツ空気が苦手です
そして偶然にも僕が高校の時から通っている美容室も来月いっぱいで店じまいをするから美容室を変えるのが不安で仕方ない&GP山形楽しみにしています

YOSHI-00YOSHI-002010/09/15 21:23>シュンさん
 万全の状態で臨まないといけませんね!

>フィラさん
 スーパーパッツンタイムになるじゃない!

>森陽さん
 眉剃り眉カットは自分だと難しいから、是非プロにお任せしたいんだけど、眉の好みって伝えるの難しいんだよなあ……。

>たかしさん
 あの「いらっしゃいませー」と言うだけで様になるオシャレ共なんなのって感じですよね。あの腰のハサミ入ってるベルトみたいな奴とかなんなの、かっこよすぎんだけど。

SarutaniSarutani2010/09/15 22:09どうせオシャレにゃ無縁だし、サッパリしたら何でもえぇやん! …と考えて、
「全体は短めで後ろは軽く刈上げ、後はテキトーに梳いてください」
というリクエストで駅前の10分1000円の床屋で月一回の散髪を済ます私にとっては、ヨシさんのマジメ極まる考え方は、ぶっちゃけ異文化コミュニケーションレベル。
 
頭髪に関する考え方が各人各様なのは、カルドへの考え方が人によって異なる事を示唆するのではないか…。
 
と、ちょっと思慮深げなフリをしてみたり。