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16bitsの日記

2010-05-14

にも薬にもならない話~第3回:環境の定義~ 22:04

試合テンペストアースシェイカーを主軸に据えたブックと当たると、俗に「テンペ場になった」「アーシェ場だった」と言われます。

また、エルダードラゴンモスマンがいても「エルドラ場」「モスマン場」と言われます。


この「場」という言い方は「環境」とも呼ばれていて、多くのカードが環境を形成します。

では、環境を形成する(場を作る)とは、どういうことでしょうか。


結論から書くと、環境は次のように定義できます。

特定のカード・戦術の出現により、他のカード・戦術の優劣が変化した状況のこと


環境の変化によりカードは淘汰される


例えば、テンペ場になればアンシーンヘッジホッグの価値は激減します。

逆に、多少コストがかかっても、ST50以上のクリやHP50以上のクリが重宝されるでしょう。

スペルコントロールによって、クリーチャーの優劣が変化します。


また、テンペ場ではこれらクリーチャーの優劣が変わるだけではなく、以下のような状況が生まれます。


土地数が維持できなくなり、連鎖を増やすよりもレベルアップをするようになる(横伸ばしより縦伸ばし)

空き地に止まった時にクリーチャーを適当に配置することは無く、クリーチャー交換のために手札に残す

・以上から、他のプレイヤー領地指示機会を奪うとも言える

増資機会が限定されるため目標魔力達成までに時間がかかり、試合展開が遅くなる


このように、プレイングに大きな変化をもたらします。

速攻型のブックの場合、テンペ場での立ち回りが上手く出来ないと、ブックの持ち味を殺されてしまうでしょう。


ある環境が作られても、完成されたブックであれば対処は可能


試合中にある環境が作られても、きちんと構築されたブックであれば、容易に対処できます。

テンペストの例で言えば「HP50以上のクリーチャーを5枚以上入れる」「足スペルを6枚以上入れる」などの要素があれば、十分に立ち回りが可能です。

また、「不用意にクリーチャーを置かない」「足スペルを温存する」「手札破壊テンペ使いに撃つ」などのプレイングでも対応できますね。


安直にファンタズムライフストリームなどの対策カードブックに投入するのは、手が遅くなるだけなので好ましくありません。

「普通に目標魔力達成はできるし、特定のブックタイプが登場しても平気」というのを目指しましょう。


環境とは操作が継続されること


環境を生み出すカードの多くはコントロールに属しています。

ドレインマジックシャッターなどのカードは、瞬間的なコントロールが発生しますが、テンペストアースシェイカーなどは、しばらく(試合が終わるまで)コントロールが継続するのが特徴です。


また、複数対象を取りやすく盤面全体に及ぶため、瞬間的な操作にありがちな「誰か一人を蹴落としたけど、もう一人が漁夫の利を得た」という状況にもなりにくいです。


手札に持ち続けることで、他人の行動に制限をかける見せ札効果も、広義の環境と言えます。

ドレインマジックメテオなどは、手札にチラつかせるだけでも十分な遅延効果が見込めます。

拳を振り上げるだけで相手は身を固くする、という好例ですね。


クリーチャーが作る環境


クリーチャーの中には、配置されているクリーチャーの種類に応じて能力が変化するものがいます。

具体的には、モスマンファイアドレイクウーズの3体です。

この中で、コントロール能力の高い前者2つは、同じタイプブックが存在した時に、能力が爆発的に伸びて殆どの拠点を落とせるようになります。


これらは、継続して操作を発生させ、拠点候補用クリーチャーを限定させるという意味において、一種の環境を作るカードと言えます。


これらは自分が強い状況で使える時は、自分の身にも同じ火の粉が降りかかってくるため、安易に使えないカードです。

モスマンファイアドレイク対策をブックに施さないと、きちんと動作しません。

これは両者を入れないブックでも同様で、かなりの確率で目にすると感じたら、対策を施す必要があります。


また、ヌエエルダードラゴンなどの応援クリーチャーも環境を作ります。

特に、ヌエは殆どのクリーチャー侵略できなくなるため、走り勝負に持ち込めるカードです。

クリーチャー相性だけでは無くて、試合展開そのものを早くさせ、スペルなどの勝負にシフトさせられる面白いカードと言えるでしょう。


環境には慣れが必要


ある環境での立ち回りを身につけるには、場数を踏むのが手っ取り早いです。

あるいは、他の人のレポートを参考にするとか、ですね。

「未知の状況に遭遇したから、どう動いたら良いのか分からなかった」というのは、無くしましょう。


次回は「まさる(チャンプ)方式の考察」です。

R158R1582010/05/14 23:51ジオ場ならダム増資、巻物場ならドリアード、メテコン場ではバロン増資のように、リスクを分散して状況に応じて選択肢が選べるバランスが良いブックはやはり強いですね。

cepter16bitscepter16bits2010/05/16 00:19>アールさん
「クリーチャーの防御性能は増資効率と直結している」というのは、慣れてくると疎かにしてしまいますが、すごく重要なことですよね。
クリーチャーの選別がブックの足腰になると思っています。