2008-11-23
大会)霜月杯・第二日「S」のはなし
さて日付が変わり霜月杯第2日。この日はダウンロードマップのため初見の人も多いと思われる「S」が舞台です。土地の数が少ないうえ、マップ転送円に乗れなければ折り返しという癖のあるマップ。しばらくランキング戦で試していたマイコロンブックと相性が良さそうに思い、つくってみたブックが以下の「SSS」
「SSS」 written by hsu | |||||
Creature | 8 | Item | 11 | Spell | 31 |
サイクロプス | 2 | アーメット | 1 | アーマースミス | 2 |
アケローン | 2 | エンジェルケープ | 3 | シンク | 2 |
マイコロン | 4 | スケールアーマー | 3 | ジャンプ | 2 |
プレートメイル | 4 | テレキネシス | 4 | ||
テレポート | 4 | ||||
ドレインマジック | 2 | ||||
ホーリーワード3 | 4 | ||||
ホーリーワード6 | 4 | ||||
ホーリーワードX | 2 | ||||
ミューテーション | 3 | ||||
リンカネーション | 2 |
見ての通りかなり極端なブックです。通常のマイコロンブックと大きく違うのはHW3,HW6をフルに積んでいること。あとテレポートも多く積んでいます。マップを眺めていると気づきますが、城、砦、転送円などの特殊地形が3マスおきに配列されています。テレポートで飛んだあとHW3,6を使えば次の特殊地形をそのまま踏めることになります。
広いマップならここまでしなくてもいいでしょうが、ここは何せ土地が14マスしかありませんからあっという間にクリーチャーで埋め尽くされ高額領地が10ラウンドあたりから登場します。確実に高額領地を避けられるHWは大きなポイント。「踏みゲー」を制するには出目の安定しないフライやヘイストでは話にならない、という見立てです。
同じく狭いマップと相性がいいのがテレポートとジャンプ。スペルを使ったラウンドが安全なのはもちろんのこと、次の手番に進行方向が選べるというメリットが。2ラウンドの「安全時間」は終盤には本当にありがたい存在です。
マイコロン絡みについては、やや長くなるのでここでは省略。また項を改めてキノコマイスターhsuによる「マイコ論」を展開してみたいと思います。簡潔に言うと、移動侵略などで殴らせて増える。そして隙をうかがい必殺の「テレキネ死」を狙うという展開になります。
てか見事に決められました。かっこよかったですw
まあしかしどんな相手でも確実に葬り去れるという夢はありますよね!
キノコブックは決してネタだけじゃないんだ、ということを理解してもらえれば幸いです。