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外鴨なきくとカルドと時々ジャッジメント

2009-07-19

超絶英雄伝説カルドセプタータケル!!シリーズ構成5話

| 21:11

超絶英雄伝説カルドセプタータケル!!

第5話:「土曜の丑の日! うなぎとロボは食い合わせが悪い?」


ゴッ!

殴られたタケルが椅子で寝ている神居先生の足下まで吹っ飛ぶ。

ブックが違ってたってどういう事だよ!」

「ってーな。いつの間にか中身が変わってたんだからしょうがないだろ!」

口の端を拭いながらタケルがゴロウを下からにらみつける。

「まあまあ、とりあえずタケルもディスティニードローで勝ったからそんなに怒らないの。でもなんでブックの中身が変わったのかは調べないとまずいわね」

「なにがあった?」

訪ねるエスコにタケルはいろいろ思い出しながら説明し、双子に会った話をする。

「うーん、その双子の珠川ってのが怪しいわね」腕組みをするフウカ。

「あ、僕噂で聞いたんだけど……」

ユウダイの話ではその双子と対戦する相手はよくブックからカードが無くなったりブックそのものが盗まれたりするらしい。

「まさか! あんなに可愛い子がそんな事するわけない」

「は! ガキみたいなこといってんじゃねえ。人は見た目じゃない。行動と発言によって判断するべきだろうよ」

「お前のその行動と発言はどうなんだよ。嫌な奴の典型的な屁理屈じゃん」

「屁理屈じゃない! 正しいものの見方だ!」

「かすますい!」

フウカが一括する。

「とりあえずこれからは試合開始前のブックの確認はすること。編集は禁止されているけど、中身の確認なら大丈夫のはずよ」

みんな真剣な顔でうなずく。

タケルは口を尖らせる。

「ちぇっ、あんなに可愛い子がそんな酷いことするわけないぜ」


「それでは全国縦断小学生カルドセプト全国大会東京予選の第2回戦を始めます!」

解説者が元気よく叫ぶ。

観客席には先ほどまで戦って負けていったチームメンバーも混じり、いよいよ熱気が高まっている。

「254チームから一気に9チームに絞る地獄のような1回戦を突破した強豪揃い! どのチームからも目が離せません!」


バトルフィールドに揃ったタケル達。

やがてタケル達の目の前に対戦相手チームが出てきた。

浅草代表チームは、くりくりボウズの小柄な男の子、茶色い革鞄を持った香具師の着流し、人力車を引っ張る男の子と人力車にのった着物の女の子2人。

秋葉原代表チームは黒いメイド服姿の女の子3人とガリとデブの男2人。

「お帰りなさいませ、ご主人様! お嬢様!」

いきなり意味不明なことを叫ぶとスカートの裾を摘み軽く腰を落としながら顔を伏せるメイドさん達。

ガリとデブは眼鏡、長髪、バンダナ、穴あきグローブ、ケミカルジーンズ、リュックサックにビームサーベルというフルアーマー装備。

「55 8B EC 83 EC 04 8D 46。 F 50 D8 00 00 50 8」

「83 1F 55 41 8B EC? C2 83 EC 04 8D F www」

タケル「おい、あいつらなんか意味不明な言葉で会話してるぞ……こえー」

エスコ「インテル系CPUで使われているx86系のマシン語ね。『インテル入ってる』って奴」

ゴロウ「エスコ、お前も同じくらい怖いよ」

タケル「秋葉原ってマジでハッカーの巣窟なんだな~」

ゴロウ「あれは違うだろあれは!」


タケルは個人戦。

フウカ、ゴロウ組は同盟戦

ユウダイ、エスコ組も同盟戦


試合が始まる。

マップカリン

タケルのブック無属性メイン。

浅草代表の雷シモンは……。

「浅草といえば浅草寺に雷門! そして雷門と言えば……サンダービークだっ!」

というわけで風雷ブック

秋葉原代表の万世橋ラジオ(ガリ)も無属性ブックだ。

ラジオ「8D 46 83 EC 00 F 50 83 EC D8 00!」

何を言っているのか分からない。


一方その頃ユウダイは、エスコと同盟戦を戦っていた。

メイドさん「『ギフト』をあなたに撃っちゃったのは、た、対象ミスなんだからねっ! あなたのためなんかじゃないんだからっ! 勘違いしないでよねっ!」

ユウダイ「この胸のときめき……ふあぁあぁあぁあぁ、も、萌え~」

メイドさん「いやぁ~っ! あたしのドモビーたんをいじめないでぇ……(><)」

ユウダイ「うわーっ。僕はどうしたらいいんだ!」

エスコ「ユウダイのバカ! アホ! むっつりスケベ! 目を覚ませ!」


フウカとゴロウも同盟戦中。

「浅草と言えば雷門……そう思っていた時期が僕にもありました。しかし今は違う。浅草と言えばドジョウ! G・イール召還!」

ゴロウ「イールウナギだぞ……?」

フウカ「ドージョウするわ」

「ややややかましいわ! ドジョウなべにして喰ってやる!」


やがて試合も中盤。

レベル5のバトルギアβカモフラージュをかけるラジオ。

HP40の援護能力もちにレベル土地支援か~。なかなか強いな」

感心するタケル。

「ありゃりゃ。 ちょいっとばかしヤバそうだな……僕の嫌な予感はあたるんだよねぇ…」

なにか焦っているシモンはサンダービークバトルギアβ攻撃するが、マヒはつかない。

シモン「しまった! 不死属性だった!」

タケル「情けないミスだな。そんなことじゃオレには勝てないぜ!」

シモン「お前が威張るな!」

ラジオ「1F 55 41 8B F 50 D8 1F 55 41 8B」

ターン、ラジオはテレキネシスで隣のタケルのアンシーンレベルバトルギアβに横移動させ引きずり込む。

そしてラジオの手札にはバトルギアαが!

ラジオはバトルギアαバトルギアβ援護に使用!

「こ、これは!」

光と嵐が渦巻き、煙の中でバトルギアαバトルギアβ合体する!

バンドルギア誕生!

シモン「レベルカモフラージュ付きバンドルギアだと!」

ラジオ「さて、今からキミ達にも分かるように日本語で説明してあげるよ、という事なのです」

タケル「お前日本語話せたのか」

ラジオ「当たり前だろ、という事なのです。『バンドルギア』はST70,HP70で巻物無効化スペルの対象にもならず、カモフラによる土地支援HP+50付き、という事なのです!」

タケル「初めてみた……。これがレア度クラスのプレッシャーか!」

タケルの目の前にそびえ立つバンドルギアの巨体。


#適当にアイキャッチ。

#もいちどアイキャッチ。


不死属性ロボ主体のラジオのブックと雷マヒ主体のシモンのブックは相性が悪い。

「くっそ! シモンだとバンドルギアは落とせないか……」

「お前も倒せないだろ、小生のレベルカモフラージュ付きバンドルギアはな!ッて事なのです」

「甘いぜ! カルドセプトで『絶対に落とせない拠点はない』ってフウカが言ってた……!」

タケルはとりあえずバンドルギアの隣にデコイ配置する。

「だが! 今のおたくの手札では落とせないこの現実、という事なのです。さっさと土地踏んで死ぬがよい! なのです」

「まだだ、まだ終らねえっ!」

タケル、マジックベルトドロー

ラジオ「うぬう。デコイマジックベルトコンボとな! 駄菓子菓子うまい棒! おたくのSTデコイ40+反射70+アンシーンの支援10で合計120! レベルカモフラージュ付きバンドルギアHPは70+土地支援50で120! しかし小生が配置した『ボージェス』によってバンドルギアHPはさらに+20! デコイマジックベルトですらまだ届かぬ脅威のHP、それが小生の無敵バンドルギア、という事なのです!!」

タケルにHW3を撃ってレベルカモフラージュ付きバンドルギアにはめるラジオ。

直後のタケルのターン

「オレは! 自分のブックを信じるっ! カードドローッッ!」

ドローは『イビルブラスト』!

ためらいなく『イビルブラスト』を詠唱するタケル。

「あっはっはっ! バンドルギアスペルの対象に選べないって事なのです! 恥ずかしいミスプレイって事なのですww」

「だれがバンドルギアに撃つって言った?」

ラジオが配置しているボージェスにカーソルを合わせるタケル。

笑顔が凍るラジオ。

「我が命に従い、焼き払え『イビルブラスト』!」

地獄の業火の中に消えるボージェス

そしてタケルはレベルカモフラージュ付きバンドルギアに止まり、デコイマジックベルト召還でレベルカモフラージュ付きバンドルキアに戦闘を挑み、倒す。

タケルの勝利!


「ふーう。レベル5落として勝つと気分いいな!」

「おめでとう、タケル!」

「タケルにしてはよくやったな」

チーム席に戻ってきたタケルをフウカとゴロウ二人が笑顔で迎える。

「おう! お前らは?」

「勝ったよ。ダブル『シルバープロウ』と『HW6』でハメまくった」

「僕らも勝ったよ~」

エスコとユウダイが帰ってきた。

「お! やったな! 2回戦突破だ~~!」

「やったやった!」

「ヒャッホウ!」

ベンチで寝ている神居先生の前で、ハイタッチして喜ぶメンバー。

「ん、あれ、ユウダイどうしたの?」

不機嫌な顔のエスコを肩に乗せたユウダイ、顔が傷だらけで腫れ上がっている。

「い、いや……ネコに引っかかれちゃって……」

「ニャーゴ」

不機嫌そうにエスコが鳴いた。

「そ、そうか。まあなんだ、あれだ……。頑張れ」


次回予告


ついにきたぜ全国縦断小学生カルドセプト全国大会東京予選決勝戦。

あーっ、お前は双子姉妹。

君らについてユウダイが変なこと言ってたんだけど……。

餅世「ああ、あなたのブックの中身を抜いたのは私達です。キミ、負けると思ったのにな~」

なんだと! ホントにお前らか~っ!

田園調布代表「君たちのような貧乏人が僕のようなアッパークラスの人間と勝負できる幸運を神に感謝したまえ」

なんだお前ら!

お前らをぶち倒して東京予選を勝ち抜けるッ!!


次回「東京大会決勝戦! 勝者の条件」に、バンドルギア召還!

次回のキーカード:ウイルス


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というわけでタケルの5話です。

浅草勢がまるで空気なのですが、まあ東京の観光名所ということで……。

最近平日の昼間に浅草行って、酒かっくらいながらドジョウ鍋食べたんですが美味かった。


マシン語は、小学生のころベーマガ読みながらPC6001mkIIに一生懸命打ち込んでました。

意味がまるで不明なので1行飛ばしたり同じの入れたり……大変だったのう。


ま、次は東京大会予選ですが、どういうブックと展開にするかこれから考えます。

まて次号。

wednesday1976wednesday19762009/08/22 21:14覇王の証明第1卓
少年→すみれのリザーブ対応になります。
卓は一度中止の上、カイチさんに立て直して貰うのでそちらによろしくです。