Weather Report : 部長日誌

2009-03-31

ブックを生み出す4つのC

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良いブックを作るためには4つのCが必要です、と言ってみたいと思いました。そこで無理矢理に捏造してみたのが次の4つです。

  • コンセプト (Concept)
  • コントロール (Control)
  • コスト (Cost)
  • クリエイティビティ (Creativity)

この4つがバランス良く調和しているブックこそが良いブックであると言えるでしょう。たぶん。

コンセプト

まずブックを貫くコンセプトが必要です。素早く資産を形成して高速達成を目指す走り系ブック、確保した領地をしっかり維持して堅実な勝利をつかむ守り系ブック、他のセプター領地侵略して盤面を埋める制圧型ブックなどなど。

コンセプトは「そのブックが何を目指すのか」を簡潔に表現したもので、必ずしも独創性は必要ありません。そのブックを使う予定のマップを研究して、どんな戦略だと勝ちやすいだろうかと丁寧に予測を立てるのが大切です。

カードコンボはコンセプトという基本軸を実現するためのもので、まずはどんな勝ち方を目指すかを考えることがベースになります。そしてコンセプトが固まったら、そこに他の要素を加えていきます。

コンセプトをもう少し煮詰めると、具体的なカード同士の組み合わせなどが見えてくるかもしれません。その際も単なるコンボで終わるのではなく、他のカードも絡めたシナジーを意識していくことをオススメします。カードコンボはあくまでブックを構成する部品のひとつであり、最も重要なのは全体としての機能だということをお忘れなく。

コントロール

一口にコントロールと言っても、対象は2つあります。

  1. 相手セプター手札や盤面
  2. ダイスドローなどの不確定要素
ボードコントロール

ひとつはボードコントロール、盤面操作のことです。相手セプター手札の嫌なカード破壊したり、重要な領地を奪ったりします。

なぜそんなことをするか。それが楽しいから、では決してありません。相手の勝利を遠ざけることで相対的に自分を優位に押し上げたり、逆に自分の優位性を阻害するような相手の脅威を未然に防ぐために行います。

不確定要素の排除

どんな目が出るかわからないダイスや、欲しいカードがいつ引けるかわからないドローをコントロールすることも大切です。極端な話をすれば、自分だけダイスを任意の目に操作できて、自分だけドローを思い通りに操作できれば、圧倒的に優位な状況が築けるはずです。

カルドセプトは運が支配するゲームですが、その運はカードの使い方によってある程度はコントロールできます。ということは不運な出来事が起こったのは、自分がコントロールに失敗したせいかもしれません。

ボードコントロールと、ランダム要素のコントロール。プレイングでカバーできる部分もありますが、ブックにある程度のコントロール要素が含まれていたほうが柔軟性が生まれるでしょう。

コスト

コスト意識も大事です。使用魔力が高すぎるカードを満載したり、使用条件が厳しいカードばかりをブックに入れてしまっては、いくら強いカードを満載したからといって勝ち目が乏しくなります。

ここで重要なのはコンセプトを意識することです。コンセプトこそがブックの中心になりますから、特定のカードにこだわるのではなく、もっと安くて代用になるカードはないか、同じ意図を他のカードで実現できないかと常にチェックしましょう。

もちろんコンセプトを実現するために高コストカードが必要になることはあるでしょう。その高コストカードがどうしても必要ならば、それを支えるための収入スペルなども意識しなければいけません。ただ高コストカードを切るのではなく、ブック全体のトータルバランスを見たときに、魔力不足で身動きが取れないという状況をできるだけ減らしていくことが大切です。

クリエイティビティ

他の3つの要素を兼ね備えたブックは強いブックですが、良いブックであると呼ぶには何かが足りません。それがクリエイティビティ、創造性です。

この要素を最後に持ってきたのは、創造性「だけ」では良いブックにはならないからです。他のセプターが思いつかないような新しいコンボを考えたとしても、それが自分の勝ちに結びつかないようならば、真剣勝負の場ではほとんど無意味です。

逆にクリエイティビティがまったく無いブックというのも、スパーリングの対戦相手としては歓迎されそうですが、いまひとつ面白みに欠けるかもしれません。強ささえあれば良いのなら他の誰かが作った強いブックをそのまま使うのがベストですが、そこにはあなたの色というものが全くありません。

ただ「強いブックですね」「面白いブックですね」と言われるだけじゃなく「面白い上に強いブックですね」と言われることこそ、僕らが最終的に目指すべき境地なんじゃないかなーと思います。

良いブックを作るために

コンセプト、コントロール、コスト、クリエイティビティ。4つ全てが最高のブックが作れればもちろん素晴らしいのですが、なかなかそうもいかないのが現実。あえてコントロール要素を削った代わりに徹底的にコストを抑えたブックだとか、メリハリをつけるのも良いかもしれません。

ただしどの要素がどれだけ足りないのか、その要素をもっと良くすることはできないのか、仮にその要素を削るならばその分だけきちんと他の要素を上積みできているのか、検討してみましょう。

mochimochi_1192mochimochi_11922009/03/31 10:09(*´ー`)y-~~ ブック紹介も部長が書けばいいと思った。
(*´ー`)y-~~ ブック紹介も部長が書けばいいと思った。

weatheringweathering2009/03/31 10:19誰かひとりじゃなく、みんなに書いてほしいんだけどなぁ。
なきくさんとかカイチさんとか。

mochimochi_1192mochimochi_11922009/03/31 10:30結構めんどくせーからなあw
個人的には、ブック本体が持つスタビリティとフレキシブルさ
みたいなのも重要だと思う。
いい記事だから☆入れとく

SAllySAlly2009/03/31 16:15はじめまして。お邪魔します。
す、すばらしい原作に感服いたしました。
こんだけシンプルに説明してもらえば、誰にでも出来るんだよーってわかってもらえるかもしれませんね。
というわけで、今から勝手に絵をつける作業に入ります。
大丈夫、晩御飯作りながらだって多分かけます。
良かったら見てみてください。

Fira_dsFira_ds2009/03/31 17:53俺たちはいろんなことを知りすぎた・・・もう昔には、帰れない・・・

とてもいい記事ですね^^/ たのしい紹介になりそうです。
絵も期待してます^^

wednesday1976wednesday19762009/04/01 00:44イラスト良いねwパブラシュカの風を感じるww

きさまらはんらんぐんだな!
合言葉は?「のばら」