2009-08-30
覇王の証明2回戦
ともだち対戦記 | |
1回戦で4位となり、迎えた2回戦は瑞葉さん、マティーニさん、素破さんと一緒の25卓。3人とも直接対戦したことが少なく、印象や感触が曖昧模糊としたまま対戦日がやってきました。
こういうときは、相手のことよりまず自分だ。そう思って、すこし迷ったものの、結局は使い慣れたブック (1回戦とほぼ同じ) を選ぶことにしました。
対戦前の、最近の成績
1回戦の前のスパーから1回戦本選、泣きの1回 (前回の日記参照)、その後の2回戦に向けたスパーと、最近は全然勝てない日々が続いていました。もうほんと全然勝てない。泣きそうになるくらい弱い。いいとこまで行った試合はあるけれど勝ちきれなかったり、全然勝負に絡めなかったり。
とくに最初は脳みそが錆びまくってた。カルドセプト用のシナプスが途切れまくってた。1回戦前のスパーでは、30秒以内に考えがまとまらず、時間切れになってしまうことが度々ありました。最近になってスパーリングとCPU戦で少しずつ調子を取り戻して、昨日はようやく1勝。
まあ、勝ったのは「ふぉくしさん歓迎会」と題したJUNCTIONでの対戦だったのですが、それでも勝ちは勝ちです。久々の勝利で、なんていうんだろう、血管にようやく血がめぐりはじめたような感覚でした。
それまで「もしかしたらこのまま永久に勝てないんじゃないか」と思うくらい負け続けていたんですが、昨晩の1勝で「ああ、これが勝利の味だ」と、ふっと思い出したのでした。
対戦
昨晩の1勝を何度も反すうする俺かっこ悪い。でもまあ、良い流れであることは確かです。このままの勢いで行くぜ! と、ちょっと気合いが入って臨んだ2回戦がスタート。
さて、その試合は序盤から瑞葉さんと僕が伸びて、マティーニさんがそれに続き、素破さんが苦しい展開。とくに僕は砦横の土地を押さえて、早々にレベルを上げて他のみんなの周回を縛る作戦に出てみました。
そのまま無属性土地を中心に確保し、連鎖形成。さらにドレマジを保持される中で何とかラントラを決めることに成功し、少し抜け出すことに成功します。優位を維持するために僕がとった涙ぐましい努力を紹介。
- HP30のクリーチャーをレベル5に上げた後、HP40のクリーチャーに変更。もしも誰かがイビルブラストを引いてきたりしたら怖いから。
- 1位の状態でチャリティを使う、いわゆる「王者のチャリティ」(勝手に命名) で防具を引こうとして失敗したりしてみた。
そんな努力も実らず、素破さんが瑞葉さんのレベル4を踏んだことでトップ陥落となりました。それでも瑞葉さんは、1位に躍り出たもののメイン属性の連鎖が2つしかない状況で、思ったよりも伸びません。自力地変や地変スペルをうまく組み合わせれば一気に伸びる状況でしたが、巡り合わせが悪かったのか、僕らを突き放すことができぬまま時間が経過していきます。
そこに襲いかかったのがマティーニさんでした。僕と瑞葉さんが競り合う状況で、そこから少し離れた位置に甘んじていたマティーニさん。しかしうまく調整して瑞葉さんへの侵略を開始し、切った張ったの大立ち回りで瑞葉さんを食いました。
1回目の移動侵略から、テレポを使って砦に止まって2度目の移動侵略で瑞葉さんのレベル5が失陥。次のターンに奪ったばかりのレベル5をラントラし、砦横の領地をレベル5に。もう1つ砦を回って城に帰れば勝利というスマートな流れ。いいもん見た! と思った。これでマティーニさんが一躍トップ。
いっぽう僕は、素破さんが苦しみながらようやく作ったレベル4を攻め落とすという悪行三昧。ちょうど素破さんの手持ち現金が無くなって、ちょうど僕がそのレベル4に届くダイス目を出して、たまたま攻め落とせる手札があって……。画面の向こうから阿鼻叫喚が聞こえた気がしましたが、たぶん気のせいですよね(はぁと
属性違いの土地だったのでさっさと売り払いたいと思ったのですが、手持ちのラントラは既に尽きていました。かといって天然ラントラは難しい盤面。さてどうしたもんかねぇ、とりあえずこのままパーミ使って城に戻れば勝てるけど……と思ったら、引いたのはヘイスト。もしや……と思って振ってみたら、1/3 の確率で属性違いの土地がちょうど連鎖する空地をゲット。素晴らしい。
そして手札は防具、足、パーミ、地変。足を使わなくてもヘイストがかかってるんで、パーミを使えば城に入って達成が確定しています。あとは変な妨害を食らわなければ勝てる状況で、ドキドキしたものの勝利を脅かされるカードを誰も引かず、そのまま無事勝利することができました。
途中で「これは勝てるかもしれない」と予感すると大抵負けるんで、気を引き締めて脳みそを使い続けたことで良い結果につながったのだと思います。それにしても、勝ててよかった。
この勝利はすべて、昨日読んだマンガ「SKET DANCE」のおかげだと思います。基本は1話完結なんで、とくに3巻の最初の時代劇風の話は今すぐ立ち読みでも何でもいいから全国民が読むべきだと思います。篠原健太先生、本当にありがとうございました。
初めてお手合わせしましたが、流石部長の貫禄というか
洗練されたブックやプレイングだったと思います。
惜しくも勝利を逃しましたが、また次に対戦する時は宜しくお願いします。
ぜひ部長とヒュペリオンしたいです。
でも篠原先生がピロウズのCDジャケットを描いたので、
SKET DANCEがもっと好きになりました。吹き出しフラッシュ!
SKET DANCE、ロマンが1度喋ったことを角度を変えて言い直すのが好きだったりします