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うろうろプレイノート

2010-09-11

セカンド、来い来い来〜〜〜い!

| 21:59 | セカンド、来い来い来〜〜〜い! - うろうろプレイノート を含むブックマーク はてなブックマーク - セカンド、来い来い来〜〜〜い! - うろうろプレイノート


 DS向けに「カルド2」出たらいいな……との願望(つか妄想)

を込めて、「2」ネタの対戦SSを投下するテスト。




  『 Fight 00 』

 

    ジュジュワッ!

  その一瞬、

  オレのLev3「セージ」は黒い炎に焼かれて消えた。

  「ちっくしょ、ダッせー手ぇ使いやがってよ」

  そろそろ"屋根"(ランプロ)つけなくちゃな……

 そう思ってた矢先だった、ヤツめ、引き撃ちしやがって。  (※引き撃ち:ドローしたスペルカードを即座に

    使用すること)

     もちろん、ヤツはその後のダイスでオレのものだった

    Lev3「地」土地を通過、そして「領地コマンド」実行。

  「ちぇッ!」

  それまで「セージ」の隣にピッタシ付けてたヤツの

 「バーサーカー」がゆうゆうと跡地に「移動」してゆくのを

 ニラみつけながら、モニタの前でオレはつい舌打ちした。

  そして、

  「"タイマン"、やっぱ止めときゃ良かったかなぁ」       

  (※タイマン:一対一の対戦)

 思わず弱音を吐きそうになって慌ててアタマを振る。

  「負けてたまるかよ!」



  この夜、ネットに上がったのはAMの1時頃だったのに、

 オレは何でか『カルドセプト』のオンライン対戦に

 "あぶれて"しまった。


  いつも遊んでるメンツは、もうそれぞれに相手をみつけて

 卓を囲んでる。「困った、こんなことあるなんてなぁ……」

 なんてブツクサ言いながら対戦の相手が見つかるまで

 ブラブラ待っていたら、いきなり来たじゃないか、

  「テキスト」が(今時珍しいよな、オイ)。

  ——「当方"タイマン"戦を所望、Yes or No?」

  Yes!Yes、Yes、Yes!

  決まってるじゃないか!

  オレは対戦できる嬉しさで、あまり考えずに返事しちまった。

  で、舞台は「ロカ」、護符無しのシンプルなマップだ。

 ラウンドは「60」、サクサクやりたかったんで相手の

 言うままに決めたんだが、

  ——それが「間違い」の元だよ、考えてみれば。



  オレは「火」と「地」の見た目""ブックアイテム

 "石"と"巻物"多め、守りを固くして相手の武器は   

 (※石:アイテムペトリフストーン」)

  と二枚入れの「ラスト」でバッチリ潰すぜ!の作戦。

  「侵略」は"確定"の時だけに控え、隙を見て 

 (※確定:相手領地を絶対に落とせる状況のこと)

 終盤「ケットシー」を「ウィロウ」に交換、魔力を 

 (※ウィロウクリーチャーオールドウィロウ」)

 搾り取っての"逃げ切り"を狙うのが実は"本命"だ。


  しかし対戦開始後、相手——青マントにヒゲ面アバター

 の"ヤツ"の手札にはクリとアイテムがやたらに多かった。

 そのくせいいところで「シャッター」引いてきて、オレの

 「ラスト」の片方は壊しやがるし。

  ターンを重ねるたび、狭いマップのあちこちで

 熾烈な戦闘が起きる。オレの拠点の一方は"黒"、

 (※黒クリーチャー「グリマルキン」)

 ところがその隣の「地」土地にヤツの「トロル」を

 置かれちまった。

  そいつが、オレの手札に高ストレングスクリが

 いない時に限って黒にちょっかいを出して

 きやがるんだ。

  必死に壁クリで「援護」しても、相手は「トロル」。

 返り討ちしきれないからいつまでも居座ってるし。

  「くそー」


  さらに中盤になって、ヤツは「マジボル」だの 

  (※マジボルスペルカードマジックボルト」)

 「イビブラ」だの盛んに引き始めた。

  (※イビブラ:スペルカードイビルブラスト」)

  「ええ〜〜!」

  ""は屋根付きクリだからいいものの、

  (※屋根付きクリ:単体瞬間スペル無効のクリーチャー

   の呼称。「天然ランドプロテクトクリ」とも)

 「セージ」と、「ドラゾン」まで焼かれちまった。

  ぬかったなあ、オレ。ランプロ付けてから上げりゃあ 

  良かったのに。

  なんて後悔してたら、ヤツのLev4「ガスクラ」(3連鎖

  (※ガスクラ:クリーチャーガスクラウド」)

    踏むし。

  手札に「ティアハロ」はあるけど、ヤツの方には

 「カタパルト」が……ダメじゃん。

  涙を呑んで通行料を払ったが、次のターン

 オレのドローは二枚目の「ラスト」、もちろん 

 ヤツの「カタパルト」は"サビ"だ。

 (※サビ:スペルカード「ラスト」の効果、対象

 セプターアイテムを消失させた)

  見てろよ……ぜってー取り返してやるさ!

  そしてその誓い通り、次に回ってきた時には

 オレの「ニンジャ」が「ガスクラ」粉砕、やったー。

  後からやってくるヤツ、その手札先制クリなし、

 さあ踏めダイス「3」を出せよ出すんだぞ!

  ——とまあワクワクしてたんだが、ヤツの

 ドローを見て真っ青になった。

     「デコイ」!

  わぁー、止めろ「3」だけは止めてくれ

 と、いきなり反対のことを祈りだすオレ。

  でもやっぱり、こんな時に限ってヤツの

 ダイスは無情にも「3」だ。

  もちろん、オレの「ニンジャ」は「反射」でアッサリ

 あの世に逝った。



  そんなこんなで取ったり取られたり、

 払ったり毟ったりの大接戦。オレもヤツも

 60ぎりぎりに、ほぼ並んだ状態で

 "達成"間近になった。

 (※達成勝利条件を満たして入すること)

  もう、どちらが先に帰するかで決着がつく。

 オレはまであと5マス、ヤツは4マス、

 そんな大詰め、ヤツは「ヘイスト」を引いた。

  「あっ!やられた!」

  そしてダイス目「8」、を通過、次に

 「7」か「8」が出ればヤツが上がりじゃないか。

  その時点でオレの手札は空っぽ(戦闘に次ぐ戦闘

 そんな状態になったんだよ!)。やきもきしながら

 ドロー……おお、キー・カードの「ウィロウ」だ、

 やっと来た。

  そしてダイスは「5」、ビンゴ!オレの運も

 まだまだ、に止まったぞ!

  「良し、行け!」

  オレはためらいなく一つ手前のLev5火

 (※:火クリーチャーケットシー」)

 (5連鎖)を引っ込めて「ウィロウ」に替えた。

  「ヘイストが何だ、引きずり込んでやれ!」

  ヤツの手持ち魔力は「200」ちょい、そして

 さすがにこの節アイテムは尽きたらしい。ここで

 Lev5踏ませれば領地を手放さずにはいられない。

  そして、オレのブック(残り2枚)には

 「リコール」がある。勝ったな、オレ、やった!

  ヤツのターンドロー

  「ディメンジョン(D)・ドア」

  (※D・ドアスペルカード、ランダムに移動)

  「へ?!」

  間抜けな(だったろうと思う)声を出して、

 オレはヤツの"すること"を眺めていた。

 ヤツは「D・ドア」を使用し、消えた。

  「何処だ、何処に出る!!」

  固唾を呑むオレ、その目の前のモニタに

 映し出される——

  「ヒラリッ」、ヤツの"青いマント"が

 ひるがえって着地を決めた土地は、なんと

 をはさんでオレのウィロウと反対側にある

 「風」土地だ。

  「あり得ねえ!!!」

  目の前じゃんよ、ヤツ、どーなってんのコレ!

  ——しかし落ち着けオレ、ヤツの「移動」は

 このターンもう終わり、オレには「リコール」が……

  って……!

  「わぁ〜、止めろ止めてくれ!」

  ほとんど絶叫した。ヤツが止まった「風」地は

 ヤツの「デコイ」が守ってる……そしてそのお隣に

 いるは、オレの……「バ=アル」(Lev1)。

  「デコイの"移動侵略"だけは止めてくれ!」

  (※移動侵略:隣接地にクリーチャーを移動させて侵略

 「バ=アル」の土地は元の「風」から「火」に

 変えてあった。しかし、それがアダだ。

  「デコイ」、「バ=アル」の土地侵略

 "反射"攻撃するも「バ=アル」生き残り、侵略失敗。

  そして、「バ=アル」の特殊能力手札破壊発動

 オレのたった一枚の手札はパーに。


  ……終わった……(ガックシ……)


  次、オレのターンドローはあれほど欲しかった

 「リコール」、でも生贄にするべき手札がない。


  使えない(涙涙ただ涙)、使えないんだよママン。

  何もできないままダイスマップ最高の「6」は

 出たが、とうていには届かない。


  ヤツは次の自ターンで堂々帰し、勝利した。


  オレは敗れた。

 

  次の日の朝、オレは姉ちゃん(隣の部屋なんだ)

 からえれー文句云われた。

  「あんたさあ、何夜中に一人で叫んでんの。

 またゲームしてたんでしょ、遊びで熱くなって

 意地張ってバッカみたい!」

  『フン!』

  オレはアイスコーヒー(お袋が近所のスーパーの

 特売で買い込んだクソマズなシロモノだ)を

 ガブ飲みしながら腹ン中でづいた

 (面と向かって言ったら百万倍になって返って

 くるからな)。

  『うるっせえな、女にはわかんねぇんだよ!

 ……それにしてもヤツ、あの青マントのヒゲ男、

 今度会ったらぜってー勝つ!勝ったる、憶えてろ!』


 そう、それがオレと"ヤツ"との「因縁」の始まりだった。


               ——「 終わり 」——


  註1:ちなみに"青マントのヒゲ男"の使用ブックは、かの「リュエード」とは多少違う内容です。


  註2:カルド「2」では、リコールはなぜか生贄付きカード

 でした。DS版では生贄ナシに再調整されてて良かった良かった。

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