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16bitsの日記

2010-05-11

にも薬にもならない話~第1回:カードの三要素(前編)~ 21:36

カルドセプトカードは、クリーチャーアイテムスペルの3種類に分かれます。カード効果は多種多様ですが、それぞれが持つ性質を抽象化すると、3つに大別できます。



要素1:速度(スピード)

走攻守の「走」。

自分の資源(魔力手札領地などなど)を増やすことで、目標魔力達成に近づく効果です。

カルドセプトの根幹を成すカード効果であり、ブックで最も重要視しなければならない要素です。


クリーチャーは、コストの安さがこれに当たります。

魔力をかけずに召喚することで領地を確保し、目標魔力達成に近づくためです。


アイテムでは、ゴールドグースパイエティコインなどの、一部のカードのみが魔力を増やす効果を持っています。

また、クリーチャーと同様に低コストで使えるアイテムは、速度そのものを持ってはいませんが、総じて速度に貢献していると言えます。


スペルでは、マナホーリーワードX、ランドトランスなどが該当します。

クリーチャーと違って、速度を持つかどうかがはっきりと分かれるのが特徴です。


要素2:操作(コントロール)

走攻守の「攻」。

他者の資源を減らすことで、目標魔力達成を遠のかせる効果です。

目標魔力達成のためには必ずしも必要な効果ではありませんが、他者を蹴落として自分の有利にゲームを展開するためには欲しい要素と言えます。


クリーチャーアイテムでは、ST侵略能力)の高さがこれに該当します。

相手の土地を奪い自分のものとすることで、他者の資源を減らしつつ、自分の速度にも貢献しています。

いくつかの条件はありますが、速度と操作が両立する面白い部分です。


また、一部のクリーチャーは「応援」という能力を持ち、操作に近い応援効果を持つ者もいます。

これについては「環境の定義」で、触れることとします。


スペルでは、多種多様な操作が存在します。

メテオによるレベルダウン、シャッターによる手札破壊を初めとして、プレッシャードレインマジックスロウ、などなど多くのカードがあります。


要素3:耐性(カウンター)


走攻守の「守」。

他者からの操作を小さくする効果です。

ブックに耐性の要素を入れすぎてしまうと、速度が維持できなくなるので、匙加減が難しい要素です。


クリーチャーアイテムでは、HP防御能力)の高さがこれに該当します。

相手の侵略を抑制して、自分の領地を守るのがこれです。

これは「他者の操作を防いで、自分の速度を維持する」と言いかえることも出来ます。


スペルでは、ランドプロテクトバリアーなどが代表格です。

また、シャッターで相手の手札破壊するなどして、自分の資源を守ることもあります。



カードは複数の要素を併せ持つ


クリーチャー防御型などの一部の例外を除いて、全ての要素を持っています。

多くのクリーチャーが、STHPもありますし、召喚コストは程度問題だからです。

どの要素に特化しているか、バランスを取っているか、という違いはあります。

しかし、「速度はあるが操作はできない」のは、防御型クリーチャーだけであり、「操作はできるが耐性が無い」のは、レイスくらいのものです。

殆どは、置いて、殴って、守れます。


アイテムでは、多くがカウンターと、コントロールに分類されます。

カウンターアムルは耐性に、クレイモアは操作に分類され、他の要素は持っていません。

カタパルトなど「操作+耐性」と、複数の要素を併せ持つのもありますが、それでも速度を持つものは限られます。


スペルでは、使用者のスキルに応じて変わります。

複数の要素を持つスペルカードは多く存在しますが、プレイングの引き出しの多さが、要素の多さに直結します。


例えば、スクイーズは、自分に使って速度に貢献させることも、他者のカウンターアムルを壊して操作を行うことも、他者のモスマンを壊して耐性に使うことも、全てが可能です。

地形変化スペルも同様で、自分の連鎖伸ばし(速度)、相手の連鎖切り(操作)、連鎖切りからの撃ち返し(耐性)に使えます。



要素の強弱関係~三すくみ~


ここからが本題です。

「速度は耐性に強く、耐性は操作に強く、操作は速度に強い」という特徴があります。


例えば、マナを使って多くの魔力を得ていたとしても、メテオドレインマジックなどのコントロールにより、スピードを維持できないケースは良く目にします。

では、メテオを警戒してランドプロテクトを使うとしましょう。

これはランプロというカウンターにより、メテオというコントロールを機能不全にさせられます。

しかし、ランプロを入れたがために、ランドトランスにより速度負けをするリスクもあります。


もうひとつの例を上げましょう。

安い低コストばら撒きクリーチャーゴブリンなど)を使えば、目標魔力を素早く達成できます。

ですが、高STクリーチャースチームギア)には弱く、領地を維持できません。

こちらは高HPクリーチャードラゴンゾンビ)で迎え撃てば領地を守れます。

しかし、対戦相手侵略能力を読み違えて不必要に高コストクリーチャーを多用すれば、安いばら撒きクリーチャーを使っている相手には速度で負けてしまうでしょう。


このようにカードの三要素において優劣は存在しませんが、互いが互いを駆逐するじゃんけんのような三すくみの関係にあるのです。


次回に続きます。

SAllySAlly2010/05/11 23:18改めて復習するのにも良さそうなコラムですね~
楽しみにしています!

cepter16bitscepter16bits2010/05/12 22:51>サリーさん
あざーす!
これを正確に理解している人は相当の腕だと思います。
何回かに分けて掲載するので、飽きられないように頑張ります。w